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茂木内閣府特命担当大臣(経済財政政策)の経済演説

1月28日に、第198回国会において、茂木内閣府特命担当大臣(経済財政政策)の経済演説が行われました。

 

以下、内閣府のウェブサイトにて原文を読むことができますので是非お読みになってみてください。

内閣府ウェブサイト
https://www.cao.go.jp/minister/1810_t_motegi/photo/20190128.html

 

構成は以下のようになっています。

 

 1.はじめに
 2.経済財政運営の基本的考え方
 3.全世代型社会保障改革と成長戦略の新展開
 4.財政再建と消費税率の引上げ
 5.保護主義と通商問題
 6.むすび

 

この演説の中で、茂木大臣は、日本経済が直面する3つの壁は以下だと述べています。

 

 ① 少子高齢化の進展
 ② 経済成長と財政健全化の両立
 ③ 保護主義と通商問題

 

個人的には、①はこの国が直面するあらゆる問題に関係しており、国をあげて解決に向けて取り組むべき、最大の課題だと思っています。

 

少子高齢化が進めば、ゆくゆくは人口が減り、働き手が減ります。

同じ生産性であれば、生産量が減ることになりますし、人口が減れば消費の量も減りますから、経済が縮小します。

 

また、現在でも既に過疎化が深刻な地域はありますが、それがますます深刻になるでしょう。

 

過疎化が進展すると、公共インフラを維持することも難しくなると思われます。

地方に住むことが難しくなったからといって、簡単に都市部に移住することはできないでしょう。

 

これらの問題を解決するには、何よりも、子供を増やすことです。

 

子供を産みたいけど、経済的な理由などから断念する、
本当は複数子供が欲しいけれども一人だけしか産まない、
といったことが身の回りでも起こっています。

 

国民から選ばれた国会議員の皆様に、是非、頭と体をフル回転して頂き、この問題を解決して頂きたいと思います。

 

出産補助金を十分に支給するというのも一つの方法でしょうし、テレワーク等の普及により出産後の女性が自宅で仕事ができるようにすることも有効かもしれません。