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資生堂、ユニ・チャーム、ライオン の3社が、店頭販促物の物流を統合

資生堂ユニ・チャーム、ライオンの3社が、店頭販促物の物流を統合するとの報道がありました。


この3社は商品カテゴリーが重なっているようで重なっていないので、だからこそなせるワザなのだと思います
(さすがに思いっきり競合している会社同士では、こういった提携はハードルが極めて高いと思います)。

 

ドラッグストアなどの店頭に設置する器具や、商品を紹介する広告物(ポップなど)の共同配送を始めるというものです。
これにより物流の効率化を図り、コストダウンを狙うようです。

 

個人的には、世の中の「スマート化」の小さな一歩と考えて、歓迎したいと思います。

 

「人手不足」のため、賃金の安い外国人労働者を日本にもっと招き入れようという動きもあるように思われますが、まずはこうした工夫で解決できる部分もあるのではないでしょうか。

 

なお、店頭販促物は、近い将来大部分がデジタル化されるのではないかと思います
(小規模な店舗は別として、いわゆるチェーン店舗の場合)。

 

デジタル化すると、基本的にはいいことづくめなのではないかと思います。

 

まず店員の負担が減ります。

コンビニでは、ポスターなど販促物の設置・交換に結構な手間がかかっていると聞いたことがあります。

 

また、本部から、店舗や時間帯を選んで、ピンポイントで出したい広告を出すことが可能になると思います。データを記録として残せば、後から効果を分析するのも効率的になると思われます
(例えば、この販促を提示した期間は売り上げが○○%上がった、といった風に)。

 

もちろんコストとの兼ね合いですが、「無人コンビニ」なんていうものまで現実的になってきていることから、販促物のデジタル化も可能性は大いにあるのではないかと個人的には思います。

 

そうすると薄型ディスプレイや、電気を通す紙みたいなもの等の需要が伸びるでしょうか…。

 

(あくまでも個人の見解ですので、 株式購入は自己責任でお願い致します。)